私が銀行を辞めた理由:「やってらんない」と感じた私が新たな道を見つけるまで

こんにちは。

銀行で働いていると、「このままでいいのかな?」とか「この仕事をずっと続けていけるんだろうか」と考える瞬間、ありませんか?

もしこの記事にたどり着いてくださったということは、そんな悩みを抱えているかもしれませんね。

 

私自身、6年間銀行で働いていました。

最初は「銀行員になれて良かった!」という気持ちでいっぱいでしたし、やりがいを感じることも多くありました。

でも、日々の仕事を続けていく中で、次第に「このままではダメだ」と感じるようになったんです。

そして最終的には転職を決意しました。

今ではIT業界で働いており、「辞める」という選択が間違っていなかったと心から思えています。

 

この記事では、私が銀行を辞めた理由、辞めるまでの葛藤やきっかけ、そして辞めた後の生活について詳しくお話しします。

また、特に「子育て前に辞めておいて良かった」と感じた理由についても触れます。

しょっち
同じように悩んでいる方にとって、少しでも参考になれば嬉しいです。

銀行の仕事が大変だった理由

銀行の仕事って、外から見るとスマートでかっこいいイメージがありますよね。

安定しているし、給与も悪くない。

確かにそれは間違いではありません。

でも、実際に中で働いてみると、意外と泥臭い部分や厳しさが多いんです。

ノルマに追われる日々

銀行員にとって避けて通れないのが、ノルマとの戦いです。

私は営業職でしたので、住宅ローンや投資商品の提案営業が主な業務でした。

お客様に納得していただける提案ができたときの達成感は大きいものでしたが、それ以上にノルマ達成のプレッシャーが重くのしかかる日々でした。

 

ノルマを達成できない月が続くと、上司から厳しい指導を受けることもあります。

また、一度目標を達成したとしても、それで終わりではありません

次の月にはさらに高い目標が課されるわけです。

しょっち
この「終わりのないプレッシャー」に心が疲れてしまいました。

長時間労働と接待

銀行の仕事は長時間労働が当たり前のように感じる場面が多いです。

残業が続くだけでなく、顧客との接待や飲み会、ゴルフなどで休日も仕事に取られることが少なくありませんでした。

私自身、「仕事中心の生活」にどっぷり浸かり、気づけば自分のプライベートな時間がほとんど無くなっていました。

 

こうした生活を続けているうちに、「本当にこれが自分のやりたかったことなのか?」と考えるようになりました。

そして、ふと立ち止まったとき、「このままではいけない」と思うようになったのです。

子育て前に辞めておいて本当に良かった理由

銀行を辞めて時間が経った今、心から「子育て前に辞めておいて良かった」と思っています。

もし銀行に居続けていたら、家族や子供に大きな負担をかけていたはずだからです。

家族との時間を大切にできる

銀行に勤めていた頃は、残業や接待で帰りが遅くなるのが当たり前でした。

そのため、もし子供がいたら、一緒に過ごす時間が取れなかったと思います。

特に、子供が小さいうちは親と過ごす時間がとても大事です。

その貴重な時間を仕事に奪われるのは、自分にとっても子供にとっても辛い結果になったでしょう。

 

また、帰宅が遅いと、家族全体に負担をかけることになります。

例えば、パートナーが家事や育児を一人で担うことになり、負担が増える。

家族との時間を持てないことが原因で家庭内のコミュニケーションが減ってしまう。

そうしたリスクを考えると、今の仕事環境で家族との時間をしっかり確保できていることがありがたいと心から思います。

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転勤のリスクを回避できた

銀行では、数年ごとに転勤があるのが普通です。

転勤が決まると引っ越しを余儀なくされ、子供が学校に通う年齢になれば転校を伴う可能性も出てきます。

このリスクを抱えながら働き続けるのは、子供にとっても、家族にとっても大きな負担です。

 

現在の職場では転勤の心配がないので、家族に安定した生活環境を提供できていることに安心感を覚えています。

辞める決断をしたきっかけ

辞めたい気持ちはずっと心の中にありましたが、実際に行動に移すことができたのは、ある先輩の姿がきっかけでした。

その先輩は銀行を辞めて全く別の業界で働いており、以前よりも生き生きとしているように見えました。

その姿を見て、「銀行だけが人生じゃないんだな」と気づきました。

 

さらに、たまたま目にしたプログラミングスクールの広告が私の背中を押してくれました。

IT業界の話を耳にすることも増えていて、「これからの時代に合った働き方ができるかもしれない」と感じました。

興味本位でスクールの説明会に参加してみると、プログラミングの勉強が意外にも楽しく、新しい可能性を見つけられた気がしました。

 

親族には「安定した銀行を辞めるなんて」と反対されましたが、「自分の人生を変えるためにこの道に進みたい」という気持ちを根気よく伝え続け、最終的には応援してくれるようになりました。

銀行を辞めた後の生活

辞めた直後に感じたのは、圧倒的な解放感でした。

ノルマやプレッシャーから解放され、「自分の人生が自分のものに戻ってきた」と感じたのです。

不安が全く無かったとは言いませんが、それ以上に「これから新しい道を切り拓いていく」という前向きな気持ちが大きかったです。

 

現在はIT業界で働いており、仕事内容も自分に合っていると感じています。

給与も悪くありませんし、何よりも家族との時間を大切にできる働き方が手に入ったことが一番の収穫です。

しょっち
銀行での経験も無駄ではなく、新しい仕事に活かせている部分もあります。

最後に:あなたの人生はあなたのもの

銀行の仕事がすべて悪いわけではありません

得られるスキルや人脈も多いですし、やりがいを感じる瞬間もあります。

ただ、それが自分にとって本当にやりたいことなのか、一生続けられるのかは、一度立ち止まって考えてみる価値があると思います。

 

「辞める」という選択は、決して簡単ではありません。

不安や迷いもあるでしょう。

でも、一歩踏み出してみると、自分に合った新しい道が見つかることもあります。

特に子育てや家族を考えている方にとっては、働き方を見直す良いタイミングかもしれません。

 

あなたの人生はあなたのもの」です。

他人の目や周囲の期待に縛られず、自分の価値観や大切にしたいものを軸に、これからの道を選んでください。

どんな選択であれ、納得のいく人生を歩んでほしいと心から願っています。

 

しょっち
この記事が、少しでも背中を押すきっかけになれば嬉しいです。応援しています!
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