AWS SAA(ソリューションアーキテクトアソシエイト)試験に合格するために、私は仕事と育児に追われる日常の中で効率的に勉強を進めました。
試験前の短期間の詰め込みに頼らず、スキマ時間を活用して地道に学習を続けることで、確実に実力をつけました。
この記事では、私がどのように勉強を進めたのか、そしてその中で発見した有効な勉強法やリソースをご紹介します。
・仕事やプライベートが忙しくて勉強する時間がない
・どの教材を使えばいいか分からない
試験合格を目指している方にとって、ためになる情報が入っているはずです!
この記事が皆さんのお役に立つことを願って一生懸命書きましたので是非最後までご覧ください!
はじめに
勉強方法の紹介に入る前に、勉強開始前の私のスペックと何のために受験したかを紹介します。
受験前の筆者のスペック
勉強を開始する際の私のスペックはこんな感じでした。
AWSの実務経験:ほぼなし
インフラ系資格:応用情報は取得していたものの、インフラ系の資格は今回がはじめて
といった感じなのでほぼ未経験からの勉強スタートでした!
何のために受験したか
受験した理由のひとつは、社内でAWSのサービスを利用しているからです。
AWSの用語が社内で飛び交う中、一つひとつ説明してもらう時間もなく、「そんなのも知らないの?」とも思われたくなかったので勉強を開始しました。
もうひとつの理由はキャリアアップです。
AWSの資格は、クラウド技術の専門知識を証明するものであり、今後のキャリアにおいて大きなアドバンテージになると考えました。
クラウドコンピューティングのスキルは、ますます需要が高まっており、AWSの認定資格を取得することで、将来的なプロジェクトやポジションにおいても有利に働くと期待しています。
また、資格取得の過程で得られる知識やスキルは、業務の幅を広げるだけでなく、自分自身の成長にもつながると感じています。
AWS SAA の勉強方法
AWS SAA 試験に向けた効果的な勉強方法についてご紹介します。
試験対策にはさまざまなアプローチがありますが、以下の方法を組み合わせることで、確実に実力をつけることができます。
問題を解く!そして解説を読み込む!
AWS SAA試験の勉強には、問題演習が非常に重要です。
問題を解くことで、実際の試験形式に慣れるとともに、自分の理解度を確認できます。
ただし、単に問題を解くだけでは不十分です。
問題を解いた後は、必ず解説を読み込みましょう。
解説を通じて、なぜその答えが正しいのか、または間違っているのかを深く理解することが大切です。
この過程で、自分がどの部分に弱いかを把握し、重点的に復習することで、試験に向けた実力を着実に高めることができます。
問題を解き、解説を読んでも理解できない時は、参考書やオンライン講座、さらにChatGPTなどを活用しながら理解を深めていきました。
おすすめのオンライン教材
私がもっとも活用したオンライン教材は ping-t です。
ping-tは課金しなくても750問以上の問題を利用することができ、解説もかなり充実しています。
解説は図解も多く使われており、大変分かりやすいです。
udemyのオンライン講座も利用しました。
人気の講座が2つあったので両方購入しました。
①【SAA-C03版】これだけでOK! AWS 認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト試験突破講座
②【ベストセラー完全日本語化】AWS 認定ソリューションアーキテクト アソシエイト SAA-C03 対応 2023 最新版
個人的には、②の方が分かりやすかったとは思いますが、どちらもハンズオンが長いのでところどころ飛ばしながら視聴するのが良いと思います。
おすすめ参考書
初学者に特におすすめできるのがこちらです。
図解 Amazon Web Servicesの仕組みとサービスがたった1日でよくわかる
AWS SAAの試験用の参考書ではありませんが、図を使って丁寧に説明してくれているので、AWSサービスの理解をするには大変良い一冊です。
使わなかったけどおすすめできる教材
私は利用していませんが、cloud license も人気があります。
cloud lisenseはAWS SAA以外のAWS試験の問題も多数掲載されているので、AWS SAAの後に上位の試験をめざす方にはオススメできます。
私が利用しなかった理由は、ping-tで十分だと感じたからです。
問題集付きで人気の参考書はこちらです。
AWS認定資格試験テキスト AWS認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト 改訂第3版 (AWS認定資格試験テキスト)
職場で支給されたのではじめは使っていましたが、分厚い本を毎日持ち運ぶのが面倒になり使うのをやめました。
合格するスケジュールの作り方
勉強のスケジュールを確立して、そのスケジュールにそって勉強を継続できれば、合格はグッと近づきます。
記事の内容を参考にしながら、自分の学習ペースを確立してください。
試験に申し込もう!
何はともあれ、合格するためにはまず試験に申し込みましょう。
ゴールを決めることで、やらないといけない気持ちになります。
私はとりあえず1ヶ月半先の試験日で予約しました!
学習進捗に合わせてリスケもOK!
実はAWS SAAの試験は2回までリスケができます。
私も1回リスケしました。
仕事と育児で思うように勉強時間が確保できず、当初の受験予定日の一週間前になって、このまま受けても確実に受からないだろうと思い、試験日を2週間先延ばしにしました。
リスケできなければ、確実に不合格だったと思います。
どのくらいのレベルに到達すれば本番で合格するかを見極めるのは難しいですね。
私の肌感としては、Ping-tの模擬試験で8割を安定して取れるようになれば合格ラインに乗ると思います。
それをひとつの目安としていいかもしれませんね。
試験当日の心構え
試験当日の気づき、共有しておいたほうが良いことをお伝えします。
難しい問題に動じない
AWS SAA は65問出題され、そのうち15問は採点されないと言われています。
私が試験を受けたときも全然分からない問題がいくつか出題されました。
しかし、採点されない問題があることを知っていたので、分からない問題は捨て、落ち着いて解くことができました。
時間は130分あるので、問題を読む時間はしっかり確保できます。
合格しない人の特徴
私の職場ではAWSの資格取得が推奨されていますが、サクッと受かる人となかなか受からない人がいます。
ここでは、なかなか受からない人の特徴を紹介します。
あなたもこれらの特徴に当てはまっていませんか?
もし当てはまっていたら今のうちに改善しましょう!
試験をなかなか申し込まない
私の職場にも何人かいますが、参考書をパラパラと開くだけで試験に申し込まない人はいつまでたっても受かりません。
あなたももし申し込んでいないのであれば、今、申し込んでしまいましょう!
参考書を1から読み進める
AWSのサービスを使ったことがない方であれば、1から体系的に学びたい気持ちはとてもよく理解できます。
しかし、AWSのサービスはたくさんあり、網羅的に学ぶには膨大な時間がかかってしまいます。
まずは問題を解いてみて、分からないところは参考書やネットで調べる。これが1番効率がいいと思います。
いろんな問題集に手をつける
なかなか理解できなかったり、問題が解けずに不安になったりすると、つい他の問題集に手をつけたくなります。
たくさんの問題をこなすことも大切かもしれませんが、ひとつの問題集を繰り返し解けば合格ラインに手が届くはずです。
私はPing-tでひたすら問題を解き、解説を読み込みました。
途中で「他の問題をやった方が効率上がるのでは?」なんて思ったこともありましたが、Ping-tで合格している人もたくさんいるので、Ping-tを信じて駆け抜けました。
さいごに
本記事について簡単にまとめます。
まずは試験に申し込む!すべてはそこから!
毎日少しずつでもいいからとにかく問題を解く!Ping-t使いやすいです!
間に合わない時はリスケできる!自分に合ったスケジュールで無理せず勉強を続けよう!
この記事を通して1人でも多くの合格者が出ることを祈っています!