PMP試験当日の流れと心構え

○PMP試験の当日の流れ
○PMP試験を受ける時の心構え

2023年2月にPMPに合格しました。

PMPはテストセンターでの受験と自宅での受験を選択できますが、自宅での受験は要件が何かと細かかったので、私はテストセンターで受験しました。

この記事ではテストセンター受験の当日の流れをお伝えします。

受験当日の流れ

試験会場まで

PMP試験はいくつかの候補日の中から試験日や時間帯を選択できます。

私はどちらかというと朝型なので、10時スタートの枠を選択しました。

事前にPMIからもらったメールには試験開始の30分前までには到着するようにと書かれていたので、少し早めの9時15分頃に到着。

しかし会場はまだ開いておらず、会場の周りを散歩するはめに。

改めて9時半に行くと会場の中へ入れるようになっていました。

受付〜着席

まずは手指消毒、検温をして本人確認を行なった後、運転免許証の更新の時のような写真撮影がありました。

写真撮影が済むと、ロッカーの鍵を渡され、本人確認書類以外のすべての荷物をロッカーに入れるよう指示されます。

腕時計も飲み物も持ち込めません。

ポケットの中にも何も入っていないことを確認され、試験中に使用できるメモ用のシートとペンを渡されます。

すべての準備が整ったところで、いよいよ座席へと案内されます。

いざ本番!!

まずはじめに試験のチュートリアルがあります。

チュートリアルは省略することもできますが、心を落ち着かせるためにも見ておくことをおすすめします。

チュートリアルの間に、もらったシートにタイムスケジュールをメモしておくといいですよ。

というのも、試験中は時計を見ることができず、画面に表示されるカウントダウンタイマーしか見ることができないからです。

私はチュートリアルの間に、このようなタイムスケジュールをメモしておきました。

残り時間(分)230190155休憩11580休憩405
解答済の問題数03060/90120/150180

さて、いよいよ試験が始まります。

開始のボタンをポチッと押すと、第1問の表示とともに画面右上に230分のカウントダウンが始まります。

試験中は時計を見ることができないので、試験時間はそのタイマーを頼るしかありません。

はじめの5問くらいは緊張してなかなか集中できませんでしたが、問題を解くにつれてペース配分をつかみ、落ち着いて解くことができるようになっていきました。

 

問題を解く時には以下の機能が利用できます。

  • マーカー
  • 取り消し線
  • 「後で見直す」フラグ

これらの機能を駆使して、丁寧にかつ時間を気にしながら解いていきます。

 

60問ごとに10分間の休憩が設けられています。

休憩に入ると解答済みの60問の見直しはできなくなるので、「後で見直す」フラグを立てた問題は休憩前に見直しましょう。

休憩を取らずに試験を続けることもできますが、休憩と取ったからといって試験時間が短くなるわけではないので、10分間しっかり休憩しましょう。

試験を再開し61〜120問を解き終えると、再び10分間の休憩。

その後最後の121~180問といった流れです。

試験終了!

180問目を解き終えると試験終了です。

画面が数秒暗くなり、次の瞬間、

おめでとうございます!これは素晴らしいことです!

のような文章がいきなり表示されてびっくり!

試験が終わったばかりで緊張感は残りつつも、合格したことがわかったのでホッと安心しました!

 

その後は3分ほどで終わる何かしらのアンケートがありましたが、内容は全然覚えていません。

アンケート終了後は受付に行ってA4の試験結果をもらいます。

ロッカーにある荷物を全部回収し、お疲れ様でした、と試験員に挨拶。

気つけば14時を過ぎている!

10時に始まり230分の試験だからそりゃそうか、などと思いながら会場を後にしました。

PMP試験の心構え

心構え①:ベストコンディションで臨もう!

長時間の集中力が求められる試験なので、当日をベストコンディションで迎えることが望ましいです。

うっかりマークミスしちゃった、なんてことがあるともったいないですからね。

十分な睡眠と適度な食事でコンディションを整えてください。

しょっち
試験中の10分休憩も取るよにしてしっかり休んでくださいね!

心構え②:タイムマネジメントに慣れておこう!

模擬試験を受けずに本番に臨む方は要注意!

230分で180問を解くタイムスケジュールの準備はできていますか?

少なくとも1回は模擬試験を受けて時間の流れを体感しておくことをお勧めします。

しょっち
時間の流れがある程度わかっていれば、落ち着いて問題を解くことができ、試験に集中できます!

心構え③:焦ったら深呼吸、難しい問題が出るのは当たり前!

PMP試験は過去問を公表しておりません

皆さんは学習機関が予想した問題に基づいて学習されてきたと思うので、当然ながら本番は見たことのない問題がたくさん出題されます。

焦って問題文が頭に入ってこない時は、一度深呼吸しましょう。

落ち着いて文章に向き合えば解答できるはずです!

しょっち
私もはじめの5問くらいはふわふわして集中できませんでした。
焦ったら深呼吸しましょう!
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心構え④:マーカー、取り消し線を駆使しよう!

試験ではマーカーや取消し線を利用することができます。

問題文の要点にはマーカー、明らかに違う解答には取り消し線を利用すると視覚的に見やすくなるので判断力がアップし、マークミスも減ると思いますよ。

しょっち
全部の問題にマークをしていたら時間がなくなるので、文章が読みにくい時や解答に迷った時に使いましょう!

心構え⑤:試験が終わったら感謝を伝えよう!

試験当日まで勉強ができたのは、支えてくれる家族や会社の仲間の協力があってこそです。

家で集中できるよう空間づくりを協力してくれた家族

業務時間中に試験を受けさせてくれた会社の仲間

など、多くの方にサポートされて当日を迎えることができています。

もちろん一番頑張ったのは自分自身なので、自分にもご褒美をあげてくださいね。

しょっち
1人でやっているつもりでも誰かがサポートしてくれているものです。
お世話になった方に感謝を伝えましょう!

まとめ:受験した感想

ネットで事前に調べていた通り、2択までは絞れるものの、2択で迷うような問題が多く出題されました。

また、ずっと時間を気にしながらも1問1問地道に解かなければならないので、時間制限のある登山のような感覚でした。

その分、合格がわかった時の嬉しさは標高の高い山を登りきった感覚に近いものがありました。

これから受験される方は、健康管理に気をつけ、十分な用意をして本番に臨んでくださいね!

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