PMPの取得メリットは?取得から6ヶ月経って実感したメリットを紹介

  • 2023年10月17日
  • 2023年10月17日
  • IT資格

PMP(Project Management Professional)は、プロジェクトマネジメントのスキルを証明する国際資格として知られています。

この資格を取得することで、多くのメリットが得られると言われていますが、実際にはどのようなメリットがあるのでしょうか。

本記事では、PMPを取得してから6ヶ月が経過した筆者の実感を元に、そのメリットを紹介します。

PMPを取得した経緯

PMPを取得した経緯

PMP取得者からの勧め
自信を持って業務に臨みたい
社内での評価を上げたい

まず、PMP取得者からの勧めが一つの大きな動機となっています。

プロジェクトマネージャーを20年以上されてきた直属の上司から、「PMPはプロジェクトを推進していく上で良い勉強になるよ!」と勧められて受験することに。

また、その上司が言うには、PMPを持っていると言うだけでプロジェクトにおける共通言語が遠慮なく使えるから助かる、とのことでした。

次に、自信を持って業務に臨みたいという思いも強い動機となっています。

PMPは、プロジェクトマネジメントの知識とスキルを証明する資格であり、これを取得することで、業務に対する自信や専門性が高まります。

プロジェクトを進めていく上でプロジェクトマネージャーは日々判断をし続けなければなりません。

私はその判断をより早く、そして正確に行うことができるようになりたいという思いからPMPの学習に取り組みました。

最後に、他者からの評価を上げたいという理由もPMP取得の動機として挙げられます。

PMPは、業界内での評価が高く、取得者はキャリアアップのチャンスが増えると言われています。

特に、大手企業や官公庁などが実施するプロジェクトに携わる際には、PMPの有無が大きな差別化要因となることが多いです。

以上のように、PMPを取得する経緯は、他者からの勧め、自身の成長や自信の向上、そしてキャリアの評価を上げるという三つの主要な理由によって動機づけられていました。

取得から6ヶ月で感じたPMPのメリット

メリット①:日々の業務の決断に自信が持てる

PMPの学習をすることで、プロジェクトのリスク管理やスコープ管理などの具体的な手法を学びます。

PMPで学べること

・プロジェクトマネジメント全体の知識
・リスク管理
・スコープ管理
・スケジュール調整
・ステークホルダー管理

などなど

PMPを取得する前も自分なりに調べて実践していましたが、「本当にこのやり方で合っているのかな?」「このまま進めで大丈夫かな?」という不安な気持ちになっていました。

PMPの学習のいいところは、「プロジェクトマネージャーであるあなたはどのように行動するべきか」のようなシチュエーション問題をたくさん学べるところです。

そのため、「この場面はPMPで学んだパターンだ!」と考えることができる場面が次第に増え、少しずつ自信が持てるようになってきています。

しょっち
とはいえ、実践で学ぶことの方が圧倒的に多いので、
実践しながらPMP学習がベストです。

メリット②:社内外で評価が上がる

PMPを取得したことで社内外で評価が上がったように感じています。

社内ではPMP取得をきっかけに昇進し、会社の中心メンバーで構成される社内DX推進のプロジェクトに参加することもできました。

また、社外のクライアントには、プロジェクトチームにPMP保有者がいるということで安心感を持ってもらえているようです。

メリット③:転職市場での価値が上がる

PMP資格を持つことで、転職市場においても大きなアドバンテージを得ることができます。

特に、大手IT企業や外資系企業では、PMP資格を持つことが求められることが多く、資格を持っているだけで年収が数十万円アップするケースもあります。

 
しょっち
私も実際に半年間の転職活動を通して、50〜100万円アップの提示をいくつもいただきました。

私が登録しているスカウト型転職サイトでは、PMPを取得していると以下のような評価をいただきました。

直接ご連絡いただいた企業やエージェントからのメッセージの一部を抜粋して紹介します。

PMPの資格をお持ちであることから、マネジメント領域に対します深い専門知識も有していらっしゃる御方とお見受けしました

PMPの資格をお持ちでいらっしゃることから、◯◯様がご希望されております、「マネジメントをしたい」場でも一層ご活躍をいただけるのではないかと感じました

PMPの資格をお持ちでいらっしゃることから、マネジメント分野対します深い専門知識を兼ね備えた御方とお見受けしました

PMPを持っていると言うだけでマネジメントにおける一定の評価を得ることができ、更には今後のキャリアの方向性を示すこともできます。

PMP取得したら勉強しなくてもいい?

多くのメリットがあるPMPですが、取得したらそれで十分なのでしょうか?

その答えは完全に「ノー」です。

理由は2つあります。

ひとつは、PMP保有者としてプロマネのプロとして関係者に認識されるからです。

試験勉強だけでは太刀打ちできない場面が実務では当たり前のように発生します。

クライアントに迷惑をかけないためにも、常に能力を高めてその場面に対応しなければなりません。

 
しょっち
責任は伴いますが、それだけやりがいのある仕事とも言えます。頑張りましょう!

もうひとつの理由は、PMPは3年ごとに更新があり、そのためにセミナーに参加したり自己学習をしたりして、PDUというポイントを獲得する必要があるためです。

 
しょっち
更新は少々面倒に感じますが、更新があるからこそ国際的に認められる資格だと思って前向きに捉えましょう!

PMP取得のメリットまとめ

取得後6ヶ月で感じたPMPのメリット

・日々の業務に自信が持てる
・社内外で評価が上がる
・転職市場での価値が上がる

ただし、勉強を続けないと実務で通用しない!

プロジェクトマネジメントスキルを証明する資格としてPMPはおすすめできます。

しかし、ただ取得しただけでは実務では通用しないので、PMPの学習で得た知識を実務で関連づけていくことが必要だと感じました。

取得を検討している方は、ぜひこの機会にチャレンジしてみてください。

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