という人に向けて、転職への一歩を踏み出せるよう、30代でもできる転職ノウハウをまとめました。
ということで、
✔️ 30代が転職活動する際の注意点
などを紹介していきます。
私自身、31歳のときに未経験からIT企業(ソフトウェアの自社開発)に転職しました。
記事執筆中の今は35歳になりますが、35歳でも転職エージェントから定期的にスカウトが届いているような状況です。
この記事は、
✔️ 私にもチャンスあるじゃん!
そう思っていただけるように書きました!
最後まで読んでもらえると嬉しいです。
自分のスキルを見誤っていませんか?
いきなりですが、「自分にはスキルがない」と感じているのは思い込みかもしれません。
というのも、自己評価は客観性を欠くことが多く、あなたが本来持っているスキルや経験を見落としてしまうことがあるからです。
特に、
✔️ 知らず知らずのうちに経験していること
このようなものは自分では気づかず、スキルとして認識していないことが多いです。
これまでの社会人経験から多くのスキルが既に身についている可能性があります。
まずは自身のスキルを再評価してみよう
自分にはスキルがないと感じるかもしれません。
しかし、それは自己評価が低すぎるか、もしくは自分の真のスキルを見落としているからかもしれません。
30代になると、少なくとも10年近い社会人経験があるはずです。
それらの経験は、新たな職場で価値を生むための重要なスキルとなります。
仕事におけるスキルは、テクニカルスキルとポータブルスキルの大きくふたつに分けられます。
テクニカルスキル
・特定の仕事や役割を遂行するために必要な具体的な技術や知識
例:プログラミング、統計分析、会計など
ポータブルスキル
・ある業務から別の業務へ、またはある業界から別の業界へと移動する際に役立つ、
移転可能な一般的なスキル
例:コミュニケーションスキル、リーダーシップ、時間管理など
まずはこれまでの経験を見直し、自分が持っているスキルを再認識することが第一歩です。
これまでの経験は立派なスキル
たとえば、ある業務で培った問題解決の方法論、顧客との交渉経験、プロジェクトの進行管理など、これらはあなたが身につけてきたスキルです。
新たな環境で役立つかもしれないあなたの経験とスキルをリストアップし、それらを前向きに評価し直すことが重要です。
自己分析をして自分のスキルを掘り下げてみましょう!
スキルを見直して転職活動の準備をしよう
具体的に転職活動をどのように進めるべきかについて説明します。
あなたが自身のスキルを正確に認識し、それを適切にアピールする方法を身につけることで、転職活動はより有意義なものになります。
スキル・経験の棚卸し
これまでに得たスキルや経験を棚卸ししましょう。
どのような経験からどのようなスキルが生まれ、それがどのようにあなたのキャリアに役立ったのかを詳細に深掘りしていきましょう。
おすすめの棚卸し方法は、職務経歴書を実際に書いてみることです。
そしてその職務経歴書を添削してもらいましょう。
私は転職エージェントの担当者に添削してもらうことで、プロの目線で指摘をしてもらいました!
自己分析をしよう
自己分析は、自分が何を求めているのか、どのような環境で働きたいのかを理解するための重要な工程です。
あなたの個性、価値観、能力、そして興味を評価し、それらがどのように一致するかを見つけることが大切です。
このプロセスを通じて、あなた自身がどのような役職や職種に適しているかを明確にすることができます。
私はこの本を使って自己分析をしました。
世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方 人生のモヤモヤから解放される自己理解メソッド
この本で自己分析を実践すれば、得意なこと・好きなこと・やりたいことが見つかります!
自己分析で悩んだら試してみてください。
それでいて実践的なところはこの本の素敵なところです!
転職活動を始める
あなたが自分自身のスキルと目指すキャリアについてより明確に理解できたら、実際の転職活動を開始する準備が整いました。
履歴書や職務経歴書の作成、転職サイトの活用、面接の準備など、転職成功のための具体的なステップについて説明します。
1.履歴書や職務経歴書の作成
職務経歴書は「スキル・経験の棚卸し」ですでに出てきた内容ですが、何度もブラッシュアップしてください。
私は転職エージェントの担当者に添削してもらうことで、見違えるような職務経歴書になりました。
もちろん嘘は書いてはいけませんが、プロの書き方は自分では思いつかないようなことばかりで参考になりますよ。
2.転職サイト・転職エージェントの活用
履歴書や職務経歴書を作成する前に転職サイトや転職エージェントに登録してもOKです。
登録する時にはこれまでのキャリアや経験を登録することになるので、履歴書や職務経歴書を自然と作ることができます。
エージェントは、まずはどれか一つ登録しておけばOKです。
何個も登録しているとエージェントからの連絡が頻繁にきて面倒に感じてしまうので。
「もっとエージェントからのスカウトがほしい!」と思った時は新たに登録してみてください。
3.面接の準備
事前に準備できることはたくさんあります。
✔️ 身だしなみを整える
✔️ zoomなどのオンライン面接には対応できるよう準備しておく
✔️ 職務経歴書の内容には答えられるようにする
✔️ 質問を考えておく
最近ではオンラインでの面談も増えてきていますね。
PC内蔵のカメラは画質が良くないことがあるので、外付けのカメラで面接に臨むことをおすすめします。
4.内定がでたら
内定が出たらじっくり悩みましょう。
内定先に転職するのか、そのままいまの職場に残るのか。
複数内定が出た場合はどの内定先に決めるのか。
採用時の給与だけでなく、昇給体系はどうなっていくのか、どんなキャリアを歩むことができるのかなど、総合的に判断して自分が一番幸せになるキャリアを選びましょう。
転職する場合は、立つ鳥跡を濁さず。
お世話になった企業にも転職先にも迷惑がかからないよう、滞りなく引き継ぎしましょうね。
これらの工程を通じて、あなたは自己評価を高め、自分が何を望んでいるのかを明確にし、それを達成するために必要なスキルを磨き、最終的に新たなキャリアの道を歩み始めることができます。
スキルがないと感じる30代が転職活動する際の注意点
年齢が上がるにつれて転職は難しくなる
当然ですが、年齢が上がるにつれて転職は難しくなっていきます。
この問題を解決する唯一の方法は、今、この瞬間から活動すること。
誰にとっても今日が一番若い日です、思い立ったらすぐに行動しましょう。
転職の相談をできる人がいない
職場の人には相談しない方がいいでしょう。
すぐに噂が広まって、仕事に支障がでます。
転職することでワークライフバランスは変わると思うので、家族には相談したほうがいいでしょう。
また、転職エージェントは親身になって話を聞いてくれますし、お金もかかりません。
誰かに話すことで思考が整理されますし、自分では気づかないようなアドバイスを受けられることもあります。
ひとりで悩まず相談してみましょう。
年収が低くなる可能性がある
業種を変えたり、環境を変えたりすることで年収が下がることがあります。
しかし、年収だけがすべてではありません。
自分にとって何が重要か、優先順位を検討しましょう。
年下が上司になることがある
転職先で上司が年下である可能性があります。
当然ですが、役職は年齢によって与えられるものではなく、仕事の質やスキルによって与えられます。
上司へのリスペクトと仕事への成長意欲を持てば、上司の年齢など大きな問題ではありません。
同じ組織の上司なのであれば、誠実にコミュニケーションをとりましょう。
会社の雰囲気に馴染めない可能性がある
求人情報を見ただけでは、会社に馴染めるかどうかは判断できません。
これまでに所属した組織を思い返し、自分にはどういう組織が合っているのかを振り返ってみましょう。
まとめ
この記事を通じて、30代で「自分にはスキルがない」と感じているあなたには、まず自己のスキルと経験を再評価し、それを前向きに捉えることが大切であることを理解していただのではないでしょうか。
それによって新たな視点を得たあなたは、転職活動をより自信を持って始められるはずです。
私が転職活動でお世話になったおすすめのエージェントを再掲しておきます。
自分自身のスキルを正確に認識し、それを適切にアピールする方法を身につけ、また、自分がどのようなキャリアを求めているのかを明確に理解することで、転職活動はより有意義なものになります。
さらに、転職を考えている30代が抱く可能性のある悩みや不安に対して具体的な解決策を提供しました。
これらの悩みは自然なものですが、適切な視点と対策を持つことで、それらを克服し、自分にとって最良のキャリア選択をすることが可能です。
あなたが自分自身のスキルを再評価し、自己分析を深め、転職活動に積極的に取り組むことで、あなた自身のキャリアの可能性を広げることができるでしょう。
これがあなたの新たなキャリアのスタートになれば幸いです。