こんな悩みを持っている方に見てほしいです。
○ 面接までにどんな準備をしてたらいいんだろう?
○ 面接当日は何をしたらいいんだろう?
近年急成長を続け、今後も市場の拡大が予想されるIT業界へ転職したいと考える方も多いのではないでしょうか。
未経験からのIT業界への転職希望者もたくさんいます。
エンジニア面接といっても、面接を聞かれることは他の職種とあまり変わりませんので、しっかり準備した上で面接に臨みましょう!
採用担当として多くの方の面接官もしてきたので、面接を控えている方の参考になれば幸いです!
企業が未経験者に期待すること・知りたいこと
採用する側はこんなことが知りたいと思っています。
○ 仕事に興味を持っているか
○ 成長を続けられるか
○ コミュニケーション能力はあるか
○ これまでの経験や考え方・今後のビジョン
企業側の気持ちとしては、未経験者には長く働いて成長してもらいたいと考えています。
そして仕事に興味を持っていてほしいですし、自己研鑽を続けてほしいです。
これらのことを引き出すために、面接官はいろいろな質問をしてきます。
未経験者がよく聞かれる質問
企業によっていろんなことを質問されますが、最低限準備してほしいものを列挙しました。
○ なぜウチ(その企業)なのか
○ なぜエンジニア志望なのか
○ これまでの失敗談・どう乗り越えたか
定型文をガチガチに覚えていくのではなく、自分の言葉で伝えられるよう、頭の中を整理してみてください。
なぜIT業界なのか
NG回答例
「人気がある業界なので受けてみました!」
「勢いのある業界で私も働きたいと考えました!」
OK回答例
「私はものづくりが好きなので、アプリやシステムの開発がしたいと思い、IT業界を志望しています。」
単に「人気がる業界だから」「収入が良さそうだから」という理由を並べるのではあまり印象が良くありません。
未経験の場合は特に仕事に対する興味や関心、意欲を伝えることが印象アップのポイントです。
なぜウチ(その企業)なのか
NG回答例
「同世代に人気がある企業なので受けさせていただきました!」
「HPを見てここで活躍したいと思いました!」
OK回答例
「御社で注力されているIot事業では、開発メンバーだけでなく、部署を超えたコミュニケーションが求められると思います。
私は営業の仕事を6年していました。営業で培ったコミュニケーション能力を現場でも発揮できるのではと考えています。」
「人気があるから応募しました」では面接官の心には響きませんよね!
面接官の立場に立って、「採用したらこんなことができますよ!」をアピールしましょう!
なぜエンジニア志望なのか
NG回答例
「最近流行っているのでやってみたいと思いまして!」
「友人に誘われてやってみたら意外と楽しくて!」
OK回答例
「きっかけは友人の誘いだったのですが、実際にプログラミングスクールで勉強してみたら面白く、仕事にしたいと考えています。まだまだ駆け出しですが、しっかりと技術を身につけて多くの人に利用してもらえるようなサービスを作りたいです。」
キッカケだけでは弱いので、エンジニアという仕事のどんなところが面白いと感じるか、どんなことがしたいのか伝えられるといいですね!
単に「人気がる業界だから」「収入が良さそうだから」という理由を並べるのではあまり印象が良くありません。
未経験の場合は特に仕事に対する興味や関心、意欲を伝えることが印象アップのポイントです。
これまでの失敗談・どう乗り越えたか
NG回答例
「営業でノルマを達成出来ませんでしたが、気合で営業しまくったら今度は達成できました!」
OK回答例
「営業で自分のノルマがなかなか達成できなかったことがあり、どうすれば達成できるかすを上司に相談しました。
上司からのアドバイスは『商品知識を増やせば自信を持ってお客様に自信を持って紹介できるようになる』ということでしたので、商品の勉強はもちろん、それにまつわる資格を取得することで知識を増やしました。その後、営業成績が1.5倍になり、ノルマを未達に終えることはなくなりました!」
なんとなく頑張ったら上手くいった!はNGです。
論理的にどのように考え、どのように工夫したのかを具体的に伝えられるとOKです!
内定をたぐりよせるポイント【事前準備編】
ポートフォリオを充実させる
プログラミングスクール卒業生の面接をしていると、スクールの課題で作成したものは仕上がっているのに、その他の制作物が適当にしか作られていないことが多々あります。
逆に言えば、制作物を作ってポートフォリオを充実させれば他の就職希望者との差別化を図ることができますよ。
これまでのキャリアを整理する
履歴書や職務経歴書でを書くときに振り返るとは思いますが、今までのキャリアを整理してみてください。
どんな経験をしたか、その経験をこれからどう活かしていくのかを伝えられるといいですね!
業界の研究をする
実際に働いてみないと分からないことがたくさんありますが、調べられることもたくさんあります。
「思ってたのと違った!」ということを少しでも減らすために、業界のこと、面接を受ける企業のことは調べておいた方がよいでしょう。
これ一冊でざっくりと業界の勉強ができますし、働いてからも役に立つので、一読していて損はないと思いますよ!
内定をたぐりよせるポイント【面接当日編】
身だしなみを整える
最近は服装自由な企業も増えてきておりますが、流石に半袖短パンで行くわけにはいきませんよね。
身だしなみについては このサイトがわかりやすくておすすめですよ!
ハキハキと話す
緊張してうまく喋れない方もいるかもしれませんが、緊張していいしうまく話せなくてもいいです!
でも、もぞもぞ小さい声だと面接官も不安になります。
ハキハキと話すことで、悪い印象を与えることはないと思うので、ぜひ実践してください。
遅刻をしない
遅刻はしてはいけません。
面接官もあなたのために時間と場所を確保してくれています。
やむを得ない事情で遅れる場合は、1秒でも早く電話してお詫びの連絡を入れましょう。
まとめ
未経験からエンジニアとして面接を受けるにあたり、何か変わった質問をされるのではと考えるかもしれませんが、そんなことはありません。
あなたがなぜその企業を志望しているのか、自分に何ができるのか、どうなりたいのかを自分の言葉で伝えてください。
未経験からの就職は決して簡単ではないですが、希望の職種で仕事ができるよう祈っています!