銀行を辞めるのはもったいない?辞めたことによるメリットとデメリットを紹介します

久々会った友人
しょっちは銀行を辞めて今の仕事をしてるんだよね?
なんで辞めたの??
せっかく就職したのにもったいないんじゃない?
しょっち
それよく言われるんだよねー!
せっかくだから実際に辞めて感じた
メリットとデメリットをまとめてみるね!
社会人になってから今までをざっくり記事にまとめていますので、こちらもよければ是非!

結論:辞めてよかった!

僕が住んでいる地域では割と大きい銀行に就職していたため、

「なんであんなにいいところ辞めたの?」

「何か問題でも起こしたの?」

なんて言われることがよくありますが、僕は辞めてよかったと思っています。

問題も起こしていません!笑

実際に辞めてみて銀行員時代の生活を振り返ると、
「めっちゃストレス多かったなー!」
と感じます。

おかげでストレス耐性はついたので多少役に立つこともあったかもしれませんが、

スキルで言うと、銀行で学んだことは銀行の外ではあまり役に立ちません

例えば僕は「証券外務員試験」や「銀行業務検定」など多くの資格を取得しましたが、就職活動では金融業界でしか通用しないので意味がありませんでした。

金融商品知識については自分の資産運用の役には立つかもしれませんが、仕事で役に立つことはないですね。

しょっち
銀行業務検定の知識は、正直なところ
銀行でも役に立たなかったな〜!笑

銀行を辞めてよかったこと

銀行を辞めて感じたメリット

お金が貯まるようになった!
無駄な付き合いがなくなった!
不毛な営業活動がなくなった!
日曜日が憂鬱ではなくなった!
変な人が近寄ってこなくなった!

お金が貯まるようになった

なんで?銀行って給料いいんじゃないの?と思われるかもしれませんが、銀行員はそれなりに支出が多いんです。

例えば以下のようなものが挙げられます。

  • 終業間際に誘われる飲み会
  • 異動のたびに繰り返される飲み会
  • 上司に無理やりセッティングされる取引先との合コン
  • 定期的に開催されるゴルフコンペ
  • 取引先に依頼されて仕方なく購入する品々

飲み会ばっかり!身になってないものばかりです。笑

僕はお酒は飲める方だしゴルフも嫌いじゃないからそれほど苦痛ではありませんでしたが、

お金が足りなくて困りましたね。

あと、そもそも若手のころは給料もそれほど良くないですしね。笑

銀行員時代は自分の財布から払っていたから辛かったですね。カードローン使いすぎて返済に追われている同期もいました。笑

しょっち
カードローン地獄にハマったらたいへんだよ〜。

無駄な付き合いがなくなった

銀行の飲み会やコンペはほぼ強制なので、プライベートな時間をかなり削られていた感覚です。

取引先の息子さんのサッカーを観に行ったり、一緒に釣りに行ったりもしましたね。

全ては営業ノルマ達成のために。笑

銀行を辞めてからはそういった無駄な付き合いはほとんどなくなりました。

不毛な営業活動がなくなった

銀行にはさまざまなノルマがあります。

  • 事業融資額
  • 資産運用(保険•投資信託)販売額
  • クレジットカード登録数
  • インターネットバンキング登録数
  • 住宅ローン融資額
  • その他ローン融資額

ざっとこんな感じでしょうか。

これらが半期ごとにノルマとして言い渡され、毎日ノルマ達成率を詰められていました。

「誰のために仕事をしているんだろう?」

「このクレジットカードを販売してもお客様のためにならないよね?」

と思いながら仕事をしていましたね。

しょっち
今は毎日ノルマで詰められることもないですし、そんなストレス一切感じていません。

日曜日が憂鬱ではなくなった

日曜日の夜は本当にしんどかったですね。

しかも”半沢直樹”が日曜日に放送していたので、日曜日の夜から仕事をしている感覚でした。笑

それまでは、「社会人なら日曜日にメンタルが落ち込むのは仕方がない」と思っていましたが、

実際に銀行を辞めて他の仕事をしてみると、そんなことは一切ありませんでしたね。

視野が狭かったんだなーと痛感しました。

しょっち
あの不毛なストレスは何だったんだ!
と改めて痛感します。

変な人が近寄って来なくなった

実際にこんな人がいました。

A子
ちょっとお金の相談したいんだけどさー。
銀行で働いてるよね?融資してくれない?
T也
10万円でいいから貸してよ!給料いいんでしょ?
A子みたいに銀行を通して借りようとするならまだしも、
T也のように直接お金を借りようとする輩もいました!笑
普通に仲良くしていた(と思っていた)友人からお金を貸して欲しいと頼まれたのでかなり悩みましたが、
結局貸しませんでした。
するとパッタリ連絡もなくなり、交友関係もなくなりました。
仲良くしてくれていたのはお金を借りたかったからなの?とちょっと虚しくなりましたね。
しょっち
金の切れ目が縁の切れ目ってやつですよね。
皆さんも気をつけてくださいね笑

銀行を辞めて失ったもの

銀行を辞めて失ったもの

一時的に収入が減った

福利厚生の質が下がる

正直失ったものは特にありません。

一時的に収入は下がりましたが今はそれ以上にもらっていますし、
今の会社にも特段不満はありません。

一般的に銀行を辞めたときに失うと考えられるものを紹介しておきます。

一時的に収入が減った

僕は30代未経験でIT業界に飛び込んだので、
初めは収入が下がることを覚悟していました。

実際に下がりはしましたが、
それまでの経験と実際に働いていく中で工夫することで、
収入は増えました!

「一時的に収入が下がった」とは言っても、
銀行員の収入は昔に比べてそれほどいいものでもないです。

福利厚生の質が下がる

大企業だったので福利厚生は充実していましたね。

寮や社宅はいい場所にあるのに安いし、
旅行するときの特典たくさんあるし、
会社所有のグラウンドあるし。

そのその分給料あげろー!ってみんな言ってましたけどね笑

まとめ

正直なところ、
辞めたことによるメリットがあまり思いつかないくらいなので
個人的にはいい選択をしたと思っています。

あまり恨みとかはないんですけどね。笑

ストレス耐性が付いたり、金融知識が付いたりするので、
新卒で入って社会勉強するには格好の「研修施設」ではないでしょうか?

色々な業界を見ることができるから、そこから羽ばたけばいいと思います。

そういう意味ではいい就職先なのかもしれませんね。

今日があなたにとって一番若い日です。

実りある人生を送るために僕の記事が参考になれば幸いです。

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